Leather MAINTENANCE

●ボックスレザー・スムースレザーのお手入れ方法

ボックスレザー

スムースレザー

ｍａｔｓｅｗで使用しているボックスレザー（シボのある革）やスムースレザーは多くの油分を含んでいます。その為、使いはじめからのオイルメンテナンスは特に必要ございません。

日常のメンテナンスは乾拭きやブラッシングがメインとなります。乾拭きは綿100％の柔らかい布（ハンカチ等）、ブラッシングは馬毛等のやわらかいものでやさしく行ってください。

（※汚れやホコリを普段から取り除くことでカビの発生を予防することができます。）

乾拭きすることで、もともと含まれている油分（見えませんが）により、徐々にツヤが増していきます。

（※新しい状態からクリーム等を塗り込むと油分が表面に出にくくなるため、クリームが乾いたときに逆に表面が曇ったり乾燥してひび割れの原因にもなります。また、コシが無くなる原因にもなります。）

一度ツヤがでてきて（いわゆる育ってきて）、その後乾拭きしてもツヤがでてこなくなってきた頃にクリームを薄く塗布し柔らかい布で乾拭きを行ってください。

（使用頻度にもよりますが使いはじめから1年程はこの作業は必要ないと思います。）

ご注意点として、雨や濡れた手で触れたり、鞄の中でのペットボトル等の水滴等には十分お気を付けください。特にナチュラル色等の薄い色の革は濡れるとシミになってしまうことがあります。

シミが目立つ場合は、濡らして硬く絞ったタオル等で拭き、シミになった部分を含めた全体を濡らして全体が同じ色になるようにしてください。

全て濡れた状態になった後は自然乾燥してください。

この作業はシミになってからの時間が短い程効果があります。

完全に乾燥した後に乾拭きのメンテナンスによってツヤが徐々に戻っていきます。

（※この方法は日常の塩分除去や汚れ落とし、またキズを目立ちにくくする方法としても使用できますのでお試しください。）

●スクラッチレザーのお手入れ方法

スクラッチレザー

ｍａｔｓｅｗで使用しているスクラッチレザー（表面の荒らし加工を施した多少の毛羽立ちをもたせた革）は多くの油分を含んでいます。その為、使いはじめからのクリーム等のメンテナンスは特に必要ございません。

使いはじめは起毛している革ですので、その状態でクリームを塗布すると毛羽立った風合いが損なわれますのでご注意ください。

日常のメンテナンスは乾拭きやブラッシングがメインとなります。乾拭きは綿100％の柔らかい布（ハンカチ等）、ブラッシングは馬毛等のやわらかいものでやさしく行ってください。（※汚れやホコリを普段から取り除くことでカビの発生を予防することができます。）

使用していくうちに毛羽立ちは寝ていき、表面が滑らかになりもともと含まれている油分（見えませんが）により、徐々にツヤが増していきます。

一度ツヤがでてきて（いわゆる育ってきて）、その後乾拭きしてもツヤがでてこなくなってきた頃にクリームを薄く塗布し柔らかい布で乾拭きを行ってください。

（使用頻度にもよりますが使いはじめから1年程はこの作業は必要ないと思います。）

ご注意点として、雨や濡れた手で触れたり、鞄の中でのペットボトル等の水滴等には十分お気を付けください。特にターメリック等の薄い色の革は濡れるとシミになってしまうことがあります。

シミが目立つ場合は、濡らして硬く絞ったタオル等で拭き、シミになった部分を含めた全体を濡らして全体が同じ色になるようにしてください。

但し、毛羽立ちがまだ残っている比較的新しい状態ですと元々の風合いを損なうことがございます。（毛羽立ちが寝ている状態の場合にお試しください。）

全て濡れた状態になった後は自然乾燥してください。

この作業はシミになってからの時間が短い程効果があります。

完全に乾燥した後に乾拭きのメンテナンスによってツヤが徐々に戻っていきます。

（※この方法は日常の塩分除去や汚れ落とし、またキズを目立ちにくくする方法としても使用できますのでお試しください。）

●クーズーレザーのお手入れ方法

アフリカの野生で生息するＫＵＤＵ（クーズー）レザーは野生を生き抜く上で刻み込まれたキズ・シワ非常に多い、大変荒々しく希少性の高い革です。

商品の中には深いキズや穴のある箇所をあえてデザインとして使用しているものもございます。

ｍａｔｓｅｗで使用しているクーズーレザーはクロム鞣し革ですので油分は含まれておりません。（いわゆる経年変化の少ない革です。）

その為、オイルやクリーム等で油分の補給はあまり意味がありませんので特に必要ありません。

表面にはワックス加工が施されていますので、多少の撥水効果があります。

最初はマットな表情ですが使用していくとツヤが出てきます。

ツヤが出てからの日常のメンテナンスは乾拭きがメインとなります。乾拭きは綿100％の柔らかい布（ハンカチ等）でやさしく行ってください。

注意点として、防水（撥水）スプレーは表面のワックスとの相性によりシミになるものがございますのであまりおすすめはいたしません。

万が一、濡れた場合は早めに柔らかい布で軽くおさえるようにして、水気をとってから陰干ししてください。

湿気の多い場所ではカビが生えることもございます。しばらくご使用されないときは、ブラッシング等でほこりや汚れを取り除き、温度及び湿度の低く風通しの良い場所に保管してください。

●その他のレザー

ｍａｔｓｅｗではスポットで様々な種類のレザーを取り扱う場合がございます。

メンテナンス方法は種類により異なりますので随時お問い合わせください。